高島屋の通常のサイトはギフトや食品の販売が中心。新サイトでは婦人服・婦人雑貨の約130ブランド、約1万5000アイテムを取り扱う。納品や配送などを外部委託することで、新商品がすぐにサイトで見られるようにし、注文から最短3日で自宅に届ける。
衣料品を販売するサイトは若者向けが多いため、「エポカ」や「コトゥー」など百貨店が得意とする30~40代に人気のブランドをそろえて特徴を出す。また、アパレルメーカーや通信販売会社のサイトと異なり、さまざまなブランドを比較できるのも強みという。
投資額は約1億円で、売り上げは5年後に約65億円まで拡大したい考えだ。
サイトのアドレスは、http://fashion.takashimaya.jp/。
全国百貨店売上高で衣料品は7月まで13カ月連続で前年割れとなるなど、不振が続いている。このため伊勢丹も12日から、携帯電話専用サイトで婦人服や化粧品の販売を始めており、各社は新たな需要を取り込もうとネット事業を強化している。
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