2010年6月1日火曜日

アリババジャパン、中国への貿易支援サービス 「アリババ チャイナパスポート」開始援サービス 「アリババ チャイナパスポート

アリババ株式会社は、日本から中国への輸出に特化した輸出支援サービスとして「アリババ チャイナパスポート」を2010年6月1日より提供開始する。

これまでアリババは、中国市場への販路拡大支援サービスとして「アリババ中国向け輸出支援サービス」を提供し、日本企業にモニター利用を進めてきた。

今回、新たにアリババグループの消費者向けECサイト「淘宝網」(http://www.taobao.com、以下タオバオ)の日本製品専門サイトとして「淘日本」(http://www.taojapan.com/、以下タオジャパン)を開設し、「タオジャパン」内にて卸売できるサービスを「アリババ チャイナパスポート」として提供する。

2003年にオープンした「淘宝網(タオバオ)」は、消費者向けEコマース市場の83%のシェアを占める中国最大のネットショッピング・サイトであり、2010年4月には登録ユーザ数が1億9,000万人、家電、ファッション、アクセサリー、スポーツウェアから日用雑貨まであらゆるジャンルの商品が売買されている。
タオバオ上の流通総額は2009年およそ3兆円(2,000億人民元)に達しており、中国政府の統計によると、 2009年のタオバオ上の流通総額は中国全体の小売販売額の約2%を占めている。タオバオはインターネット人口がもっとも多い中国における最大のオンラインショッピングサイトとなっている。


同サービスを日本企業が利用することにより、登録会員数約2億人のタオバオサイト内の有力なマーチャントに対して、言葉や貿易実務の壁を感じることなく、自社の製品を卸売りすることが可能となる。
これにより日本企業は、中国市場で自社商品をタオバオの有力マーチャント経由でより効率的に販売できるとしている。

◇サービス名    :「アリババ チャイナパスポート」
◇ 基本サービス概要 : 「淘宝網(タオバオ)」 内の日本製品専門ページ「淘日本(タオジャパン)」での卸売りプラットフォームの提供
◇ 提供開始日 : 2010年6月1日
◇ 提供価格 : 一ヶ月あたり50,000円(税抜)(※年間63万円(消費税込)、契約は1年単位)