2010年12月27日月曜日
ケンコーコム、「一般用医薬品のインターネット医薬品販売」についてパブリックコメント
2010年12月24日金曜日
わかさ生活、物流子会社を吸収合併
わかさコミュニケーションズは同社の受注部門で、吸収合併の背景について、持株会社のわかさホールディングスは、来年度の取り組みに備え、かつてのように物流部門と受注部門を本業に取り込んで一体運営し、機動力を確保するのが目的としている。
2010年12月21日火曜日
イズミヤ、ネットスーパーの受注再開
イズミヤは、8月から休止していたネットスーパー「楽楽マーケット」の受注を再開した。
7月末に、運営委託業者のネオビート社から顧客情報が流出し、4か月余り休止していた。イズミヤはネットスーパーシステムの運営委託先について、ネオビート社との契約を解除し、東芝テックで新たに開発。「セキュリティ対策を万全にしたシステム、運営体制」で再開した。
また、新システムではクレジット情報をシステム側で保持せず、グローバルなセキュリティ基準に準拠したクレジット決済代行会社で厳重に管理し、セキュリティの強化を図った。
また、情報システムの安全性を継続的に確保するために外部審査機関によるセキュリティ診断を定期的に実施していく方針。併せて、ネット画面を見やすく改良し、注文後の商品の変更、配達便の変更など会員自らが簡単に操作できるようにした。兵庫県の昆陽店エリアは10日、その他の地域は17日から再開した。
2010年12月16日木曜日
アスクル、物流トラブルで「アスマル」採算改善に遅れ
アスクルは16日、ネットプライスドットコムと資本業務提携して立ち上げた個人向けECサービス「アスマル」の採算改善が遅れていることを明らかにした。
同日発表した2011年5月期第2四半期連結業績資料の中で説明したもので、登録顧客数と売上高は「着実に増加している」ものの、配送面での新たな取り組みが原因でサイト立ち上げ時に物流センターで初期トラブルが発生。これにより、個人向け商材の拡大が遅れ、客単価が想定から乖離(かいり)したことで、売上高が未達となったため、採算改善が遅れた。
同社は今月中に物流センターの整備を完了し、個人向け商材の拡大とともに、平日に購入した商品を土日にまとめて配送する「まとめ配送」の利用率向上策を実施し、客単価の向上とコスト削減につなげる。
「ぽちっとアスクル」からの移管、アスクル利用事業所の従業員、ネットプライスドットコムからの紹介、取引先の会員組織への案内などが奏功し、会員数は11月に20万人を突破。サイト立ち上げ後3か月で「ぽちっとアスクル」の過去最高月間売上を超えたという。アスクルでは、状況を改善することで、12年5月期に同事業の営業利益を黒字転換したい考え。
2010年12月9日木曜日
ユニコン、アニメポータルと連携し専門ECショップ開設
EC・通信販売の企画・運営や物流支援サービスなどを展開するユニコン(大阪市福島区)は9日、拡大するサブカルチャー市場をターゲットとしたアニメ情報のポータルサイト「あにまっぷ」と連携し、フィギュア、ガンプラ、ホビー、同人グッズなどの専門EC通販サイト「あにまっぷSHOP」を開設したと発表した。
あにまっぷSHOPは、フィギュア、ガンプラ、スケールモデル、コスプレ、同人グッズなどアニメ・コミックなどの関連商品を中心に取りそろえた専門EC通販サイト。今後発売される商品情報をいち早く入手し、購買の予約受付を行っている。新商品の追加情報はTwitter(ツイッター)でも配信しているが、今後は公式ブログなども設けて配信していくという。
掲載された商品は各カテゴリーに分かれており、メーカー別、作品タイトルなどのカテゴリーで検索でき、「あのアニメの作品が全て欲しい」といったニーズに応える設計にしている。オープンを記念してリリースした、人気コンテンツ「ワンピース」シリーズでは、掲載後即完売という好調な出発となった。
商品調達・卸事業や3PLサービスなどを手掛ける「NY通信」などをグループに持つ同社は、「インターネットを通じて、日本のサブカルチャー市場を盛り上げたいという思いを込め、流通という観点から支えていく試みを行っている。あにまっぷSHOPでは、今後も様々なコンテンツやサービスの投入を計画している」としている。
■あにまっぷSHOP
http://shop.animap.jp
2010年12月1日水曜日
千趣会、花束の当日配送締切り時間を午後6時に
千趣会は12月1日、子会社で花とギフトの専門ショップを運営する千趣会イイハナが、運営サイトの”イイハナ・ドットコム”で、東京23区限定で当日5時間以内の配送サービス「当日バイク便」のサービスを本格的に開始すると発表した。
最終受付締め切り時間の午後6時までに注文すると、当日の23時までに配達するサービスで、1日4便、5時間以内の配送を実施する。
同社では「最終締め切り時間午後6時」と「最終の配達時間午後11時」が、「他社にはないサービスで最大の差別化ポイントとなる」と強調。当日にしか知りえない「受賞」「合格」や「お悔やみ」、うっかり忘れていた「お誕生日」や「開店祝い」「送別」などフォーマルなシーンのほか、日常の生活の中で起こる「けんかのお詫び」や「急なキャンセルのお詫び」などカジュアルなシーンを想定し、「当日バイク便なら、いち早く気持ちを伝えることが可能になる」と、提案している。
当日バイク便の利用には、通常送料500円のほかに特急料金900円が必要。取扱商品の価格帯は4800円から1万円で、祝い用の花束・アレンジメント、弔事用のアレンジメントのほか、プリザーブドフラワーなど全12商品を用意している。
イイハナの売上額の6割以上が母の日需要となっていることから、新たな顧客獲得と利用日・認知拡大の一環として開始した。サービス実現に際しては、バイク便のアメイジア(東京都新宿区)と都内2社の花店が協力。12月1日にグランドオープンし、イイハナのメルマガ会員15万件にメールマガジンで告知を開始する。
物流会社PAL、EC向け物流サービスを開始
「物流オペレーション」を主軸として構築されるEC PALは、ECショップとコンシューマーの間に立つ既存EC発送代行とは異なり、サプライヤー~ECショップ~コンシューマーまで、チェーン構造構築の支援を前提とした、全く新しいECフルフィルメントサービス。
EC PAL最大のミッションは「EC流通参加者全員の利益の最大化とコンシューマーの満足の追及」。「EC配送コスト0円」を可能とする、新たなEC流通システムの確立を目指す。
今回フルフィルメントサービスとして、ECショップ、サプライヤー向け物流サービス「EC PAL logi」をリリース。1つの倉庫内に多数のECショップとサプライヤーが同居することにより、双方に以下の高いメリットをご提供できるとしている。
1.リードタイムの削減 (受注同日に出荷手配が可能)
2.横持ちコストの削減 (倉庫間移動がゼロもしくは軽減)
3.発送コストの削減 (規模の経済効果による発送コストダウン)
4.商品ラインナップ回転率の向上 (売れ筋のみ確保。商品入替スピードアップ)
同社では、これからも順次、調達支援や商品レコメンド、広告/販促支援など、より充実したフルフィルメントサービス構築に向け、様々なサービスを追加リリースしていく予定をしている。
EC PALは、取扱物量目標を初年度150億円(1000店舗)、3年後1000億円(4000店舗)とし、物流コスト削減目標20%削減(自社物流時より)を目指す。
物流倉庫拠点は現在、関西1件(開業中)だが、初年度に関東/関西にそれぞれ各1件、3年後に全国で6件予定をしている。