2010年12月1日水曜日

物流会社PAL、EC向け物流サービスを開始

物流作業の構築、運営を主に3PLや荷役サービスを展開する株式会社PALは、平成22年12月1日よりECフルフィルメントサービス「EC PAL」を開始すると発表した。

「物流オペレーション」を主軸として構築されるEC PALは、ECショップとコンシューマーの間に立つ既存EC発送代行とは異なり、サプライヤー~ECショップ~コンシューマーまで、チェーン構造構築の支援を前提とした、全く新しいECフルフィルメントサービス。

EC PAL最大のミッションは「EC流通参加者全員の利益の最大化とコンシューマーの満足の追及」。「EC配送コスト0円」を可能とする、新たなEC流通システムの確立を目指す。

今回フルフィルメントサービスとして、ECショップ、サプライヤー向け物流サービス「EC PAL logi」をリリース。1つの倉庫内に多数のECショップとサプライヤーが同居することにより、双方に以下の高いメリットをご提供できるとしている。

1.リードタイムの削減 (受注同日に出荷手配が可能)
2.横持ちコストの削減 (倉庫間移動がゼロもしくは軽減)
3.発送コストの削減 (規模の経済効果による発送コストダウン)
4.商品ラインナップ回転率の向上 (売れ筋のみ確保。商品入替スピードアップ)

同社では、これからも順次、調達支援や商品レコメンド、広告/販促支援など、より充実したフルフィルメントサービス構築に向け、様々なサービスを追加リリースしていく予定をしている。
EC PALは、取扱物量目標を初年度150億円(1000店舗)、3年後1000億円(4000店舗)とし、物流コスト削減目標20%削減(自社物流時より)を目指す。
物流倉庫拠点は現在、関西1件(開業中)だが、初年度に関東/関西にそれぞれ各1件、3年後に全国で6件予定をしている。

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