2011年2月7日月曜日

埼玉・岩槻商高生、オリジナル草加せんべいネットで販売

埼玉県立岩槻商業高校の生徒が、ねぎみそ唐辛子味やハバネロ味などオリジナルの草加せんべいを開発し、インターネット通販サイト・楽天市場で販売を始めた。

2013年度からの新学習指導要領で商業科目「電子商取引」が導入されるのに先駆け、同校がモデルケースとして実際のネット通販サイトでの商品販売を行うという実習を実施したもの。

オリジナル草加せんべいのネット通販には、同校情報処理科の2年生32人が参加し、県立総合教育センターと楽天の協力で、昨年9月から5回にわたり、ネット出店している業者の現場見学なども交え、商品企画やサイトデザインの要点などの指導を受けて、商品販売にこぎつけた。

まず、実際の商品紹介ページを参考に、「誰に売るか」「どう紹介したら買いたくなるか」といったネット通販のイロハを学習し、さらに、楽天市場に出店している老舗せんべい店「ほりゐ」(草加市)の店舗見学を通じて、ネット販売と店舗販売の違いを学んだ。

この結果、生徒たちが開発した商品は、ざらめと白糖、抹茶のせんべいがパックになった「甘い!だがそれがいい」、甘辛味の「深谷ねぎみそin唐辛子」、ハバネロを塗った「火炎!?激辛煎餅」、唐辛子8枚とハバネロ2枚のロシアンルーレット式「ライスクラッカーパーティー」の4商品となった。

また、ネット店舗の各商品紹介ページも生徒たち自身が作成し、説明文、写真の配置、イラストなども生徒たち自身によるものとなっている。

商品(367~735円)は、ほりゐが製造し、18日まで楽天市場(http://event.rakuten.co.jp/area/saitama/collaboration/)で販売する予定。

販売終了後、その実績をもとに、楽天の専門スタッフを講師に招き、効果的だった点や改善すべき点を検証する授業を実施する予定だという。

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