2011年1月27日木曜日

H2Oリテイリング、個別宅配事業を再編

H2Oリテイリングは27日、個別宅配事業を再編すると発表した。個配事業を手掛ける阪急キッチンエールを、既存の関西事業と来秋をめどにサービスを開始する首都圏事業の効率的運営、事業拡大を図るため、それぞれの事業を新たに設立した阪急キッチンエール関西、阪急キッチンエール東京に分割。
これに伴い、阪急キッチンエールを解散することにしたもの。

阪急キッチンエール関西は、2002年年10月より、関西ドミナント戦略の一環として、「地域に根ざした愛情ある御用聞きビジネス」をコンセプトに個別宅配事業を開始し、サービスエリアの拡大に加え、生活のさまざまな場面に応じたきめ細やかなサービスメニューの拡充を図り、2009年度 売上67億円(前年比106%)、2009年度末の会員数 35,100人にまで成長している。

一方、今年2011年秋より首都圏エリアにおける展開する阪急キッチンエール東京は、商品センターを首都圏近郊に設置し、集中センター型でのデジタルピッキング方式を採用する予定で現在準備を進めている。事業はは関西と首都圏で分割されるものの、バイイングやカタログ企画・制作、カスタマーコールセンター等の本部機能を関西事業と共用し、運営の効率化を図りるものと思われる。阪急キッチンエール東京の展開エリアは、東京都・神奈川県・千葉県の予定で、売上目標は、5年後に200億円を目指している。

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