楽天が7日発表した2008年1―9月期業績は、連結経常利益が前年同期比38%増の290億円だった。
ネット通販「楽天市場」や宿泊予約事業が堅調で、クレジット関連事業の損益も改善。
株式相場の低迷で営業減益だったネット証券を補った。
売上高は22%増の1841億円だった。
楽天市場などEC(電子商取引)事業は、利用会員の増加などで23%増の650億円。
宿泊予約サイト運営のトラベル事業も携帯対応強化による利便性の向上が寄与し26%増の118億円となった。
ネット専業の楽天証券など証券事業の売上高は、株安が響き20%減の188億円。
営業利益も34%減の30億円に落ち込んだ。
ただ、クレジット関連事業が貸倒費用の一巡などで71億円の営業黒字(前年同期は5億円の赤字)と改善。
営業利益は56%増の308億円だった。
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