2008年11月5日水曜日

2009年はネットスーパーがいよいよ本格化するネットスーパー元年となる。

ネットスーパーは、西友が2000年に開始、イトーヨーカ堂と並び、業界内では先行している。

しかし、先行する2社に追随する形で、他の大手スーパーや中堅各社もネットスーパーの展開に力を入れ始めている。
ユニーは2007年8月、「アピタ鳴海店」(名古屋市緑区)で始め、3年以内に10店程度まで増やし、宅配可能地域を名古屋市全域に広げる方針である。

イオンは今年から「ジャスコ津田沼店」(千葉県)で実験展開を始め、「イオン横須賀久里浜SC」など、ネットスーパー展開店舗を拡大している。

ダイエーも2008年9月にネットスーパー1号店を「東大島店」(東京都江東区)のにオープンしたのを皮切りに、今後広げていく方向にある。

地域密着型の食品スーパーでもネットスーパーへの取り組みが始まっている。

和歌山県地盤の食品スーパー、オークワは2006年にネットスーパーに参入した。2009年2月期までに5店舗にに導入を進める。2010年度までに30店の導入店舗、売上高30億円を計画している。

その他、首都圏地盤のマルエツ、関西地盤のイズミヤなどもネットスーパー事業の業容拡大を進めている。

ネットスーパーは、先行する2社などはさておき、業界全体で見た場合はまだまだ実験的な取り組みレベルというスーパーが多かった。

しかし、ここにきて、楽天やアマゾンの食品宅配事業への注力に対し、いよいよ本家のスーパーも取り組みを強化する傾向になってきている。

2009年は、いよいよネットスーパーが本格的な盛り上がりを見せるネットスーパー元年になりそうである。
















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