2008年11月15日土曜日

相鉄ローゼンがネット通販を始めた・・・ゆくゆくはネットスーパーも視野に入れる

相鉄ローゼンは、横浜を中心に神奈川県下でスーパーマーケットを57店舗展開している食品スーパー。
地域密着型スーパーとして45年の歴史を持ち、徹底的なドミナント展開で地元では日常生活になくてはならないお店として愛されている。

その相鉄ローゼンが2008年11月11日よりネット通販事業を始めた。

まずは加工食品や酒類、贈答品や中華街の名店の肉まんなども販売する
すなわち、通販に向く日持ちのする商品からの展開である。

開設当初は2,600-3,300品目を取り扱うが、このうち4分の3程度を加工食品や酒、日用品など2,000~2,500品目を中心とする。
そのほか、500~700品目を贈答品、さらに中華街を始めとした地域の名店の商品を100品目販売する。


物流面などで食品卸の菱食と協力し、神奈川の愛川物流センターと2店舗で取りまとめて出荷。
配送はヤマト運輸に委託し、配送地域は全国を対象としている。

現状では、注文から自宅に届くまで3~8日ほどかかってしまうシステムだが、ネットで注文から物流までの一連のフルフィルメントのノウハウとシステムを構築し、より早く配達できる体制を整えていく。
将来的には、注文を受けてその日のうちに宅配するネットスーパーの展開も見据えている。

大手のイトーヨカドーや西友などは、すでにネット通販やネットスーパーでかなりの実績をあげている。
一方、楽天やamazonnnなどのネット通販大手が、ここにきて食品のネット通販に対して積極的な抗生をかけてきている。

地方の地域密着型の食品スーパーでは、人的やシステム、物流体制などさまざまな事情からまだまだネット通販やネットスーパーに取り組めていないスーパーもある。

相鉄ローゼンでは、自社でノウハウを蓄積し、それら同業他社の食品スーパーにノウハウやシステムを開放していく方針である。




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